日本でのクライオニクス・プロバイダ設立準備会発足!、他


クライオニクス・マガジン(第41号 2003/2)

ビッグなニュース、続報です。

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日本でのクライオニクス・プロバイダ設立準備会発足!
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先月、CI(Cryonics Institute http://www.cryonics.org)
からの素晴らしい申し出があったことをお知らせしました。
新しいvitrification(ガラス化)の技術を6か月余りで提供
できそうだ、とのことで、日本側でこの申し出に対応するため
の準備会を作りました。

CIでトレーニングを受ける意思のある葬儀屋さんも見つかりました。
カナダ人でembalmingをお仕事にしている方です。
embalmingっておわかりでしょうか? 死体の血液を抜いて防腐剤を
流し込み、香油をまぶしてお化粧し、きれいな姿で死体が一定期間
(1月以上)保管できるようにするお仕事です。
日本ではあまり普及していませんね。クライオニクス
初期処理をする方の仕事として、最も適しています。

事業を運営するスタッフも手をあげてくださる方がでてきました。
いよいよ、日本でのクライオニクスサービスが現実味を帯びて
きました。

この動きに関心あるみなさま、ぜひ準備会に参加ください。
こころよりお待ちしております。
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アルコーの動き
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前の記事は主にCIとの連携ですが、アルコーの動きも少しだけ
報告しておきます。現在、ガラス化(vitrification)はアルコーが
頭部のみの保存で提供しています。これを、体全体のサービスに
拡張すべく仕事を進めていますが、遅れ気味です。

長らく開催されていなかったトレーニングコースが3月1日開催の
予定です。多くの人がトレーニングを受け、死後直後の初期処置が
できるようにならなければ、クライオニクスは広まらないでしょう。
また、初期処置をするメンバはこれまでボランティアにたよって
いましたが、最近、準医療従事者9名と契約を結びました。

テッド・ウイリアムズ問題で、アルコーは2002年に79人の
新規入会を得ました。600人の会員で、90人が準備中です。
●●「未来人とクライオニクス」会議室、参加者募集中!
http://www.egroups.co.jp/group/cryo-future

●●「誰も死なない世界」角川書店から好評発売中!
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/contents/200207/200000000421.html

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